2017年06月07日19:32
【睡眠】眠れないあなたへ≫
厚生労働省が日本人を対象にした
調査によると、5人に1人が睡眠に
何らかの問題を抱えているという
結果が出ています。
特に「眠れない」という症状に
悩む人は歳を重ねるごとに増え、
60歳以上の方では3人に1人 が
問題を抱えているといいます。
適切な睡眠時間やスタイルには
年齢や性別による個人差に加え、
季節や文化によっても差が
ありますが、
今回は「不眠症」に焦点を
当て、その原因と対策を
考えていきます。
不眠症の症状は大きく3つに
分類されます。
①寝付きが悪く、それが苦痛に感じる(入眠障害)
②普段より2時間以上早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)
③眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
もしかしたらあなたもこのような
不眠の症状は1度は経験が
あるものかもしれません。
このような状態になったとしても
数日から数週間経てばまた眠れる
ようになる場合は、病院に行く
必要はありません。
病院では、不眠の症状が1ヶ月以上続き、
日中の生活に支障をきたす場合に
不眠症と診断されます。
不眠症により、起きている時にも
倦怠感・意欲低下・集中力低下・
抑うつ・頭重・めまい・食欲不振
などの症状が出てくることがあります。
では、どうして不眠症になって
しまうのでしょうか?
不眠になる6つの原因
①ストレス
ストレスと緊張は、眠りを妨げます。
神経質で生真面目な性格の人は、
ストレスを強く感じやすく不眠症に
なりやすい可能性があります。
②からだの病気
以下の病気や症状が不眠の
原因となることがあります。
・頭痛・関節痛・腰痛などの痛み
・心臓病・高血圧・狭心症・心筋梗塞など胸の苦しさ
・呼吸器疾患(気管支炎・肺炎)・喘息などによる咳と呼吸困難
・腎臓病・前立腺肥大・膀胱炎・過活動膀胱などによる頻尿
・認知症・脳血管疾患・脳腫瘍など
・感染症による発熱
・アレルギー疾患などのかゆみ
・胃・十二指腸潰瘍・逆流性食道炎などの消化器疾患による腹痛・下痢・嘔吐など
・肝機能・糖尿病・甲状腺など内分泌・代謝疾患
・睡眠時無呼吸症候群
・ムズムズ脚症候群(レストレスレッグス症候群)など、睡眠に伴う感覚の異常
これらの場合は、それぞれの病気の
治療により、不眠症状が改善される
場合があります。
3.こころの病気
精神疾患によっても、不眠の
症状が出ることがあります。
・うつ病
・不安障害
・統合失調症
不眠は多くの精神疾患における
基本的な症状で、特に気分障害や
不安障害においてはその診断基準
の1つにもなっています。
④薬や刺激物
アルコール、カフェイン、ニコチンなどが
不眠症の原因になったり、薬の副作用でも
不眠症状が出る場合があります。
・高脂血症治療薬
・食欲抑制剤
・ステロイド
・降圧薬
・抗潰瘍薬
・抗うつ薬
・抗パーキンソン病薬
・インターフェロン(抗ウイルス薬)
・気管支拡張薬
・抗結核薬
また、抗ヒスタミン薬は、日中の眠気が出ることもあります。
⑤生活リズムの乱れ
交代制勤務や時差による不規則な
睡眠時間や不適切な睡眠環境は、
不眠の原因となることがあります。
⑥環境
騒音や光が気になって不眠になる場合です。
寝室の温度や湿度を改善するだけで、
不眠が快方に向かうこともあります。
私たちは、毎日ほぼ同じ時間に
眠りに入り、同じくらい
の睡眠時間で目が覚めます。
睡眠は、疲労蓄積と体内時計の
2つのシステムで成り立ち、
体内時計には「深部体温(脳の温度)」と
メラトニンという「体内時計ホルモン」が
関与しています。
これらのバランスが崩れると、
不眠症になってしまうのです。
明日は、不眠の改善法に
ついて書いていきたいと思います。
では、また
よこぴー
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こちらからご確認ください。
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調査によると、5人に1人が睡眠に
何らかの問題を抱えているという
結果が出ています。
特に「眠れない」という症状に
悩む人は歳を重ねるごとに増え、
60歳以上の方では3人に1人 が
問題を抱えているといいます。
適切な睡眠時間やスタイルには
年齢や性別による個人差に加え、
季節や文化によっても差が
ありますが、
今回は「不眠症」に焦点を
当て、その原因と対策を
考えていきます。
不眠症の症状は大きく3つに
分類されます。
①寝付きが悪く、それが苦痛に感じる(入眠障害)
②普段より2時間以上早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)
③眠りが浅く、夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
もしかしたらあなたもこのような
不眠の症状は1度は経験が
あるものかもしれません。
このような状態になったとしても
数日から数週間経てばまた眠れる
ようになる場合は、病院に行く
必要はありません。
病院では、不眠の症状が1ヶ月以上続き、
日中の生活に支障をきたす場合に
不眠症と診断されます。
不眠症により、起きている時にも
倦怠感・意欲低下・集中力低下・
抑うつ・頭重・めまい・食欲不振
などの症状が出てくることがあります。
では、どうして不眠症になって
しまうのでしょうか?
不眠になる6つの原因
①ストレス
ストレスと緊張は、眠りを妨げます。
神経質で生真面目な性格の人は、
ストレスを強く感じやすく不眠症に
なりやすい可能性があります。
②からだの病気
以下の病気や症状が不眠の
原因となることがあります。
・頭痛・関節痛・腰痛などの痛み
・心臓病・高血圧・狭心症・心筋梗塞など胸の苦しさ
・呼吸器疾患(気管支炎・肺炎)・喘息などによる咳と呼吸困難
・腎臓病・前立腺肥大・膀胱炎・過活動膀胱などによる頻尿
・認知症・脳血管疾患・脳腫瘍など
・感染症による発熱
・アレルギー疾患などのかゆみ
・胃・十二指腸潰瘍・逆流性食道炎などの消化器疾患による腹痛・下痢・嘔吐など
・肝機能・糖尿病・甲状腺など内分泌・代謝疾患
・睡眠時無呼吸症候群
・ムズムズ脚症候群(レストレスレッグス症候群)など、睡眠に伴う感覚の異常
これらの場合は、それぞれの病気の
治療により、不眠症状が改善される
場合があります。
3.こころの病気
精神疾患によっても、不眠の
症状が出ることがあります。
・うつ病
・不安障害
・統合失調症
不眠は多くの精神疾患における
基本的な症状で、特に気分障害や
不安障害においてはその診断基準
の1つにもなっています。
④薬や刺激物
アルコール、カフェイン、ニコチンなどが
不眠症の原因になったり、薬の副作用でも
不眠症状が出る場合があります。
・高脂血症治療薬
・食欲抑制剤
・ステロイド
・降圧薬
・抗潰瘍薬
・抗うつ薬
・抗パーキンソン病薬
・インターフェロン(抗ウイルス薬)
・気管支拡張薬
・抗結核薬
また、抗ヒスタミン薬は、日中の眠気が出ることもあります。
⑤生活リズムの乱れ
交代制勤務や時差による不規則な
睡眠時間や不適切な睡眠環境は、
不眠の原因となることがあります。
⑥環境
騒音や光が気になって不眠になる場合です。
寝室の温度や湿度を改善するだけで、
不眠が快方に向かうこともあります。
私たちは、毎日ほぼ同じ時間に
眠りに入り、同じくらい
の睡眠時間で目が覚めます。
睡眠は、疲労蓄積と体内時計の
2つのシステムで成り立ち、
体内時計には「深部体温(脳の温度)」と
メラトニンという「体内時計ホルモン」が
関与しています。
これらのバランスが崩れると、
不眠症になってしまうのです。
明日は、不眠の改善法に
ついて書いていきたいと思います。
では、また
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